・平成25年6月
◆第56回日本歯周病学会参加~
・平成25年5/31、6/1と江戸川区船堀にて、歯周病学会が開催されました。
今回の歯周病学会の大会長は、昭和大学歯周病科山本教授で、弘岡先生の歯周病コース第1期生だそうです。
そのような関係で、弘岡先生のご友人である、ヨーロッッパ歯周病学会(通称ユーロペリオ=3年に一度ヨーロッパ全土の
歯周病学会で世界中の研究者が集まる)の6th大会長であり、スウェーデンkristenstad大学歯周病学教授Stefan Renvert先生の
インプラント周囲園特別講演がありました。(ちなみに、インプラントはスウェーデンで生まれました。)
Stefan先生は、今問題のインプラントの歯周病(peri-implantitisという)の研究をされており、世界的に有名です。
また、丁度この学会に合わせて、氏の専門誌“Peri-implantitis”日本語版が発刊されました。(下写真)
Stefan Renvert著“Peri-implantitis”、著者サイン付でゲット!
私自身も、10年以上のインプラントキャリアがありますが、こういったリスクを勉強していると、安易にインプラントを選択する
のではなく、なるべくインプラントにしない治療技術や、情報発信をより強化しなければ・・・と感じさせられます。
価格競争も激しいインプラント市場ですが、トラブルに関して真剣に取り組んでおられる先生が、まだまだ少ない
という現状に、みなさまも目を向けてみてはいかがでしょうか?
私の今回の滞在は、期間が短いながらも、襟を正す意味でも、大変有意義で勉強になりました。
学会会場にて、Stefan先生と記念写真。弘岡先生の携帯で写真を撮っていただきました。すみません・・・
Stefan先生にポスター解説をする元SDC(スウェーデンデンタルセンター)勤務佐藤先生
ポスターを前に。優秀な先生方のお話を聞けるのは、大変有意義で、
あっという間に時間が過ぎてしまいます。
◆弘岡秀明ペリオコース2nd
平成25年6月29日(土)、30日(日)と第2回弘岡ペリオコースが上野にて開催されました。
今回からは、受講生によるケースプレゼンテーションが始まります。
歯周病に罹患した患者様にご協力いただき、資料をそろえた発表となります。
ここでのなにげに見どころは、正確で美しい資料を採取しているかどうがで、ディスカッションをする上では、私は大切にしております。
というのが、優れた資料を採取する事は、その先生治療へのこだわりが出てくるからです。
きちっとされている先生の資料は、当然美しく整理され、とても見やすくなっております。
資料の善し悪しで、ある程度仕事の“質”が解るのです。
また、ディスカッションする資料自体が見難いと、細部まで見えず診断できません。
資料作成は時間と手間がかかりますが、患者様皆様のご協力があっての事でもありま
すので、この場を借りてよろしくお願いできればと思います。
(皆様の採取した資料を使用する場合は、もちろんお断りを入れます!)
講演の内容はひたすら論文でしたが、論文を書かれている先生方のほとんどが弘岡先生のお知り合いで、
論文を書くに至ったいろいろなエピソードを交えながら、面白おかしく話していただきました。
いつも耳にするビックネームの先生が、こんなに身近に感じられるのは、弘岡先生ならではの事です。
今回は、テーマが歯周病の非外科処置と言う事で、古典的な論文が多かった(とても重要な論文です!)のですが、
1回目の受講と違うのが、インプラントを絡めた最新のレビューも触れていることでした。
再聴講者は実習がないので、ほかの生徒さんが実習中は各々症例を持ち寄りプレゼンテーションを行います。
歯周病のアプローチの仕方はもちろん、治療計画や資料の質までチェックしあいます。
他の先生方のケースを拝見するのは、とても実践的で参考になります。
今回は、直前予約で第一ホテルシーフォートにお得に宿泊。部屋もグレードアップしてもらい、一人で過ごすにはもったいないぐらいです。
以前、この近所に6年近く住んでいたため、懐かしい光景。ベイエリアは非日常で東京にいながらも特別な感覚になります。
サルバトーレクオモ天王洲店でD,O,Cを。
デリバリですが、部屋まで配達できないらしく、取りに行きました。
住んでいたころは、家族が留守の時はよくたのんでいました。
いろんなピザを食べたけど、やっぱりNo1かなぁ。