・平成26年4月
藤本研修会;歯内療法コース始動
4月26日(土)、27日(日)で第16期藤本研修会石井宏エンドコースが開催されました。
1年間におよび横浜で開催されるこのコースは、ペンシルバニア大学の大学院で歯内療法の専門教育を受けられた
石井宏先生(新橋ご開業)による、ご講演および実習により成り立っている研修です。
初回は、歯内療法の歴史や米国専門教育について、歯髄の診断や歯内療法の基本的な考え方のお話がありました。
歯内療法は、いかに無菌的にアプローチするかが重要であるのですが、
石井先生の(というか、米国歯内療法専門医の)無菌的アプローチの徹底ぶりに驚きました。
無菌的アプローチにより、治療成績が4割以上もアップ(論文による裏付けはないので、あくまで目安として・・・かなり違うと言いたい)
するという衝撃的な内容も、不思議と感じませんでした。
基本概念としては、上記無菌的アプローチ+いかにそれを守るか(無菌状態をいじするか)のお話ですが、歯の解剖学的形態や、
効率的な手技、材料の特性を熟知する必要がありそうです。(厳密には無菌ではないですが、いかにばい菌の数を減らすかです(^^;))
このコースでも、多くの論文をベースにお話がなされ、大変参考になります。
中心が石井宏先生、懇親会会場にて~
講師のお1人、牛窪先生を囲んで。氏の再根管治療の著書は有名。
バーにて、講師の先生方と、先輩方。藤本研修会主催者、藤本順平先生のご子息
藤本浩平先生(藤本研修会歯周病講師)にも同席いただきました。
皆様大変優秀な臨床医であり、大学時代の懐かしい話で盛り上がりました。